これは知っておきたい、そばがカラダに良い理由



 そばの栄養価
 そばは昔から健康に良いと言われてきました。一見、地味に見える「そば」ですが、健康に良い栄養を豊富に含んでいます。更に、最近の研究によれば、高血圧などの生活習慣を予防する機能性成分を含んでいることが解っています。「そば」の実は大きく分けて、子葉(胚芽)と胚乳と甘皮(種皮)で構成されていますが、特徴的なことは、米麦などと異なり胚芽に相当する子葉部分が実の真ん中にあるため、たんぱく質等の栄養をたっぷり含んだ子葉を捨てることなく、丸ごと製粉することができることです。
ここに、「そば」の栄養価が高いと言われる要因があると考えられています。
 「そば」はたんぱく質がたっぷり
 たんぱく質は、私たちの生命の維持や成長に欠かせないものです。「そば」多量に含まれるたんぱく質は、植物性たんぱく質の中でも必須アミノ酸(人体では作れないもので、食物から取り入れなければならないアミノ酸)のバランスに優れた良質なもので、たんぱく質の栄養価の指標であるアミノ酸スコアを、牛乳を100とした基準でみると、米68、麦44に比べ「そば」は92と格段に優れ、植物性たんぱく質の中ではトップクラスです。
 また、たんぱく質を構成するアミノ酸組成では、米麦などの穀類には共通して少ないリジンを多く含んでいます。リジンは疲労回復・集中力を高める働きがあると言われています。最近、「そば」のたんぱく質には、血中コレステロールレベルの低下に強い効果があることが発表されています。
 「そば」は、ビタミンB群の宝庫
 「そば」に含まれるビタミンには、コリン・パンテトン酸などがありますが、ビタミンB1やビタミンB2も意外に多く含まれています。ビタミンB1不足による脚気は食料難時代の過去の病気と思われていますが、最近では偏った食生活から発病する人もいるそうです。抗炎症作用のあるビタミンのナイアシンや、味覚障害の予防に有効と、最近注目されている亜鉛・鉛・銅・マンガンなどの微量金属元素も多く含まれています。
 「そば」には、他にもこんな効用がある
◆生活習慣が気になる方に
 高血圧・心臓病・糖尿病の予防に効果があるポリフェノールと似た働きをする「ルチン」が含まれています。この「ルチン」には毛細血管の働きを安定させ、強化させる働きがあり、脳出血や出血性の病気予防に効果があると言われています。

◆飲酒の好きな方に
 「コリン」には腎臓の働きを促進する効果があり、飲酒によって肝臓に脂肪が溜まるのを防ぐ働きがあります。今晩から晩酌のお供に(昔より「そば肴」?)でしょうか。

◆記憶力の低下、認知症が気になる方に
「ルチン」には特に脳細胞の記憶細胞に働きかけ、脳の保護や活性化を促してくれます。

◆肥満・便秘が気になる方に
 そばには食物繊維も多く含まれており、構成しているヘミセルロースは、水分を吸う力が強く、便秘や毒性の制御、血中コレステロールの増加を抑制する効果があり、お肌をきれいにしてくれます。

◆最近疲れやすく、イライラする方に
 ビタミンB1は、体力の低下、イライラ感、食欲不振の解消に効果を発揮し、ビタミンB2は皮膚や粘膜を健康に保つために欠くことのできない栄養素です。

◆成長期のお子様へ
 そばのたんぱく質は、体内で作ることが出来ない必須アミノ酸が多いので、成長期のお子様に是非食べて欲しいものです。

※ほんの一例ですが、このようにそばは非常に栄養価の高いスーパー食品なのです。